アメリカの大学の成績の付け方は
大体A~Dに分かれているそうです。
内訳としては、
成績A:90点〜100点(全体の2割)
成績B:中の上
成績C:平均からそれ以下
という感じです。
成功者の多くは、一見Aのエリートと思われがち
ですが、実は違い、成績がCと、いわゆる
落ちこぼれと言われた人だった人が多いそうなのです。
実は成績が悪かった有名人たち
「本日卒業する学生諸君へ、私は『よくやった』と言いたい。
そして成績がCだった学生諸君へ。『君もよくやった。』
そしてきっと大統領になれる』」
この言葉は、ある大学の卒業式の日に
元アメリカ大統領ジョージ・ブッシュが
卒業生へ贈った言葉です。
・ジョン・F・ケネディ
・リンドン・ジョンソン
この大統領も成績があまり良くなかった
ことで有名だそうです。
ということは、成績がいいから大統領になった、
成績が悪いから大統領になれないのではないと
いうことになります。
また、以下の誰もが知る有名起業家ですが、
その多くは「落ちこぼれ」と言われ
大学を中退しているそうです。
・ビル・ゲイツ(マイクロソフト社共同創業者)
・スティーブ・ジョブズ(アップル社共同設立者)
・マーク・サッカーバーグ(Facebook創業者)
・メアリー・ケイ・アッシュ(化粧品会社Mary Kay Inc.創設者)
・リチャード・ブランソン(コングロマリット、ヴァージン・グループの創設者で会長)
・ココ・シャネル(ファッションデザイナー)
・マイケル・デル(DELL創業者)
・バリー・ディラー(パラマウント映画・20世紀フォックスの会長兼CEO)
・ウォルト・ディズニー(アニメーター、映画監督、脚本家、声優、実業家)
・ヘンリー・フォード(フォード・モーター創設者)
・ミルトン・S・ハーシー(ハーシーズ創業者)
大学を中退した理由は様々あるでしょう、
彼らはきっと形式だけの大学でいい成績を取るということに、
意味を見出さなかったのだろうと思います。
そして、燃えるような熱い情熱と夢を持ち
もっと上を見ていたに違いありません。
大学(学校)での優劣は、社会で成功することとは関係ない
「大学での成績がどのようであろうと、人生で大した意味はない。
なぜなら、人生において大学のスコアを聞かれることはないからだ。
成績は、学生時代の君を示す数値になる。しかしそれは、
残りの人生を定義するものではない」
これは宇宙物理学者ニール・ドグラース・タイソン氏の
マサチューセッツ大学でのスピーチです。
学生の時にいい成績をおさめることは、
能力を示す一つの目安にはなりますが、
大学で成績が優秀だったからといって
実社会でもトップになれるわけではないのです。
実社会では、数学の方程式のように、
こうやればこうなるということはあり得ません。
きっと失敗や挫折のほうが多いでしょう。
ですから、成功するには、情熱や忍耐力、
失敗が持つ価値を深く理解することが重要なのです。
だからといって、成績が悪いほうが
成功できるという意味でもないのです。
成功するためには、忍耐力も大事ですが、
独自性、経験、コネクションも必要になってきます。
社会で問われるのは、「どれだけ人の役に立てるか否か」
結局、成績は単なる紙きれに過ぎません。
本当の成功とは、
「他の人のためになるような変化」を、
実社会でどれだけ起こせるかどうかなのです。
つまり人にどれだけ良い影響を与えられるか、
どれだけ人の役に立てるかです。
「働く」とは、与えられた仕事を
ただこなすことではありません。
「働く」の語源と本当の意味とは
「傍を楽にする」からきています。
人の問題解決をして楽にすること
が「働く」なのです。
ですから、学生時代に落ちこぼれだった
からといって諦める必要はありません。
また学歴も、中卒でも高卒でも専門学校卒でも、
それが中退でも全く関係ないのです。
中卒でも社会の役に立って
大成功している社長さんは沢山います。
学校での学びも大切ですが、
社会に出てからの学びのほうがもっと大切です。
学校を卒業したら学びが終わりではありません、
むしろそこからがスタートです。
今あなたが何を思い
これから何をするか。
人生は、死ぬまで一生涯学びです。
だったら、どうせやるなら
やっていて自分の心が踊ること、
多くの人の役に立つこと
をやりませんか?
【学校の成績が悪いなんて関係ない】落ちこぼれが社会で成功する理由 まとめ
- 成績の優劣なんて関係ない、大事なのは社会に出てどれだけ人の役に立つかなんだ
- 成績が良かった人も、もちろん素晴らしい、しかし成績が悪かったからって落ち込む必要はない
- 大事なのは「今」で「これから何をするか」
- 大事なのは、自分が好きなこと、得意なことを突き詰めて学ぶこと。だから、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、マーク・サッカーバーグも大成功した
- 好きなことを学ぶのは楽しい、好きなことを学び人の役に立つのはもっと楽しくて嬉しい
- 好きな事なら辛いとか大変だとか思わない、だから強いし諦めない
- 死ぬ直前まで自分の使命となる学びを続けよう
- それが最高にエキサイティングな人生になるに違いない
↓ 今回の記事のマインドマップはこちら
なぜ落ちこぼれは、社会で成功するのか?MindMap