日本は非常に豊かで表面的に幸せであるのに反して、
本質的な幸せを見失っているように感じます。
それはなぜなのでしょうか?
物があるのが当たり前、ここにあるのが当たり前、
便利なのが当たり前と、すべての存在を
「あって当たり前である」と感じてしまっているから
ではないかと思います。
その幸せでないと感じてしまう本質は何なのか?
それは「足りない」と感じてしまうからなのだそうです。
では、なぜ人は「足りない」と感じてしまうのか。
それは一見豊かそうに見える人と、
自分を比べてしまうからです。
自然に「感謝の念」が込み上げてくる状態を目指そう
私たちは普通だったり、既に満たされている状態だと
慣れから感謝を感じなくなってしまうものなのだそうです。
感謝を発見できるオススメなやり方として、
普段見逃している、忘れている感謝できることや
ポイントや状態や物など、ありとあらゆる感謝できる
ものをノートに書き出してみるというやり方があります。
そうすることで、自分は既にこんなに満たされていると、
幸せなことに感謝をリマインドすることができます。
また、自分の今までの人生の中で最も辛かった
大変だった経験を敢えて思い出し、現在と比べて
どれだけ良くなっているかを感謝してみることも
いいかもしれません。
現在がどれだけ満たされているかを再認識して
感謝ができ、幸せな気分になるに違いありません。
トラウマから立ち直るには深い感謝をすること
あなたが現在、自分を不幸であると感じているのは
過去のトラウマが原因だったり、またその嫌だった経験、
辛かった経験だけにフォーカスしてしまっているからかもしれません。
その嫌だった経験、辛かった経験は確かに本当に辛かったのでしょう。
しかし、どんな経験にも二通りの側面があります。
否定的な面から見れば、それは最高の悲劇とも捉えられますが、
見方、考え方を変えれば、最高の学びであることとも捉えられるのです。
人間の思考は、もともと広く柔軟性があります。
そこでしか得られなかった、学べなかったことはなかったですか?
その経験があったからこそ、現在のあなたがいるのではないでしょうか。
フォーカスを「感謝できることだけ」に集中することです。
否定的に考え続けている以上は、トラウマから
抜けだせず、あなたは自ら不幸になってしまいます。
恨みや怒りの感情は自らも傷付けます。
その感情を抱くと、
免疫力も下がり、血圧も上がり、階段で転んだり、ミスを連発したり、
不運な事故に巻き込まれたり、シワが増えたり、不眠症になったり、
・・・といいことはありません。
人によっては、その人に絶対に感謝なんか
出来ないという人もいるでしょう。
もしそうならば、ゆっくり時間をかけて
「許す」ことから初めてみましょう。
この世の中には完璧な人などいないのです。
あなただって完璧じゃないはずです。
少しずつでいい、ゆっくりでいいので、
少し角度を変えて良い方面からその人のことを見てみましょう。
感謝をすると人生が上手く回り出す
人は嫌なことがあったり、ストレス状態が続くと
人に辛く当たったり酷いことを言ってしまったりします。
当然そんな状態では、嫌な雰囲気を
出しているので人が去っていきます。
それとは逆に、人は色んな事に感謝をし続けていると
いつも笑顔で優しく共感力も上がってくるので、
自然と人が集まるようになってきます。
米国ジョージア大学の研究チームが、結婚している夫婦の
幸福度について聞き取り調査を行ったところ、普段どれだけ
感謝を示しているかが、幸福度の確実な指標になることがわかったそうです。
感謝=幸福度は明らかに相関関係があり
科学で実証されているのです。
関連情報
否定的な感情に振り回されないように感情をコントロールしよう
どんなことにでも積極的に感謝を心掛けるようにしましょう。
ちょっとした心掛けで、自分の心の舵取り
をすることが出来るようになるのです。
これは自分を征服できたような
感覚にもなり自信にも繋がるそうです。
欲しくても買えない人もいるのです。
自分が今持っていないものを嘆くのではなく、
今持っているものに感謝するようにしましょう。
体の障害などで、やりたくてもやれない人だっているのです。
自分が今出来ないことについて嘆くのではなく、
今十分にできることについて感謝しましょう。
今持っているもの、出来ていることに全く感謝もせず、
持ってないもの、出来ないことに嘆くなんて、
実は傲慢極まりない行為なのです。
そして「今の自分の人生は十分に満足している」という、
その余裕と満足感があるほうが、お金の問題が解決しやすい
という研究結果もあります。
例えば、問題があった時も「どうしてそんなことになったのか」と
考えるよりも「それでも自分はこんなに満たされている」と
考えたほうが問題がすぐに解決されるのです。
どんなに酷いことが起こっても、自分の大切なパートナーや
家族や可愛いネコがいてくれること、幸せな家庭がいてくれることに
変わりません。
今あるものに心から感謝することで、
どれだけのことが救われるか、幸せになるか計り知れません。
自分の本当の幸せを探そう
今、自分の身の回りにあるものは、
あなたが気に入って買ったものですよね。
今、自分の手持ちのものについて十分に感謝しましょう。
本当に好きな幸せなものに囲まれていて
幸せな気持ちになるはずです。
もっと幸せになりたいのでしたら、
自分の好み(大好きなもの)を
十分に把握することから始めましょう。
買う時は多少高くても、自分が大好きで
長く大切に使うものを選ぶほうが幸せ度が高い傾向にあります。
買うなら、自分の本当に好きなものだけ、使うものだけを買いましょう。
一度しか使わないものや全く使わないものなどは買わないようにしましょう。
人の持ち物について羨ましがったり、
妬んだりするのは、もうやめましょう。
もしも十分に自分の好みを十分に把握して、
自分の今持っているものに感謝ができていたら、
人の持ち物を羨ましいという感情は出なくなります。
むしろ、これからは素敵なものを持っているその人に
最高の褒め言葉と賛辞を贈るようにしましょう。
他人の幸せを共に喜ぶことで、幸せエネルギーが
自分にも流れてきて幸せ度が倍増します。
人には人の幸せがあり、
自分と他人を比べることに意味は全くないのです。
妬んだり、羨んだり、貶したり、
否定したりしては不幸になるばかりです。
あと、物にも感謝すると
それに応えてくれるって知ってましたか?
物を大切にしたり、声をかけたりして大事に使ってあげると
想像以上に長持ちして壊れませんし、凄い性能を発揮してくれます。
逆に、いつも物のせいにしたりして不機嫌な態度で当たったりすると
すぐに故障したり、大切な場面で使えなくなったりします。
物にも感情があるのでしょうね。
まとめ
- 幸せは外にはない、自分の内側にある
- 幸せを外側に求めるとどんどん不幸になる
- 幸せな人は「今あるものに十分に感謝していて心が満足している」
- 不幸な人は「他人と比較をして今ないものに対して不安になり心が欠乏している」
- あなたは今普通の状態ならば、十分に幸せなはず。ただその状態に慣れてしまい気付いてないだけ
- 普段見逃している、忘れている感謝できることやポイントや状態や物など、ありとあらゆる感謝できるものをノートに書き出してみよう
- 自分の過去の最も辛かった経験と現在を比べてみても深い感謝ができる
- 現在の不幸になってしまう原因は過去のトラウマが原因なのかもしれない
- その意味を否定的に考え続けている以上は、トラウマから抜けだせず、あなたは自ら不幸になってしまう
- 否定的に考えること、怒り、恨みの感情は自らの身体も傷付け免疫力も下がり、血圧も上がり、階段で転んだり、ミスを連発したり、不運な事故に巻き込まれたり、シワが増えたり、不眠症になったり、・・・といいことはありません
- なので、無理矢理にでもフォーカスを「感謝できること」に集中することが大切です
- 最初は出来なくても、まずはゆっくり時間をかけて「許す」ことから初めてみましょう
- 悪い出来事そのものの執着を手放すという感覚が最も近いかもしれません
- 感謝の習慣に変えるだけで本当に人生が劇的に変わります
- 問題があった時は「どうしてそんなことになったのか」と否定的に考えるよりも「それでも自分はこんなに満たされている」と肯定的に考えたほうが問題がすぐに解決されます
- 今あるものに心から感謝することでどれだけのことが救われるか、幸せになるか計り知れない
- 自分の幸せとは何なのかを日頃から探していこう
- 自分の幸せにフォーカスし他人の幸せを自分事のように喜んで褒めよう!そうすると相手の幸せのエネルギーが流れ込んできて幸せが倍増する
- 自分の日常的に使っているものを大事に可愛がって大切にしてあげよう!物もそれに応えて想像以上に長持ちしてくれたり、予想以上の性能を発揮してくれたりする
- 日本にいるあなたは間違いなく幸せものです
↓ 今回の記事のマインドマップはこちら
幸せのトリセツ〜幸せのありかと、その使い方〜MindMap
コメントはまだありません。