今回のテーマはこちら(・∀・)
『口にしたことが現実化するとしたら、
今日からあなたは、何を口にしますか?』
です。
「いつもうまくいってます!」
「いつも本当に幸せだなぁ〜」
「いつも本当にありがとうm(__)m」
「いつもみんなに感謝しています」
「いつも元気で絶好調!!」
そんな言葉を、
毎日気持よく使っていますか?
いやいや、クリアさん。
出たよ、始まったよ、
自己啓発ですか・・。
自分には幸せなことも、
感謝することもないし、
体調は絶好調でもないし、
そんな言葉なんて使ってないよ・・・。
実際、そう思われた方も
多いのではないでしょうか。
日本には古くから「言霊」という考え方が
存在するということを、一度は聞いた
ことがあるかもしれません。
「口にした言葉が現実になる」
というのは、実は、心理学的、
社会学的にも根拠がある事実
なのだそうです。
「口にした言葉が現実になるというのは
科学で証明されている」
と言ったら、信じてくれますか?
今回は、非科学的、トンデモと言われたり
非常に軽視されがちな
「言葉の力」について
深く掘り進めたいと思います。
口にした言葉は現実になる
「口に出したことは現実になる」という文言は、
実際に多くの自己啓発書を読んでも書いてあるため、
正直うさん臭さを感じる方も多いでしょう。
しかし、実はこれ、心理学や社会学の世界では
すでに常識となっている考え方なのです。
そこには、どのような原理・原則が
働いているのでしょうか?
「ラベリング」と「ピグマリオン効果」
「あの人は○○だから」、「私はダメだから」などと、
自分の勝手な判断で決めつけてしまうことを
「ラべリング」と言います。
この「ラべリング」の力は、
本当に強力なのだそうです。
ラベリングは、悪い思い込みとして
使えば、悪い影響を及ぼしますが、
良い思い込み、良いラベリングをすれば
どうでしょうか?
例として、信頼している人から、
こんなことを言われて、嬉しくなって
想像以上の結果を出した経験はありませんか?
「あなたは頭がいいから出来るよ」
「あなたにしか出来ないんだよ」
1964年に米国の教育心理学者
ロバート・ローゼンタールは
「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」
と提唱しました。
この良いラベリングによって良い結果をもたらす
現象を「ピグマリオン効果」といいます。
こんな実験結果もあります。
「成績の優秀な生徒達を集めたクラス」と
「成績の悪い生徒達を集めたクラス」を作り、
各担任に優秀な生徒には、お前たちは成績が悪いと
成績が悪い生徒たちに、お前たちはとても優秀だと
逆のことを言ってクラスを担当させました。
その結果、どうなったと思いますか?
「もともと成績の良かった生徒達のクラス」の
成績はガクンと下がり、
「もともと成績の悪かった生徒たちのクラス」の
成績はグングン上昇したというのです。
ほら、言葉がこんなにも
良い影響を及ぼしてるでしょ!
反対に、期待されないで「お前はダメだ」と
言われ続けていると、その言葉通りに成績が
下がったり、能力が落ちてしまうことがあります。
これを「ゴーレム効果」と呼びます。
幼いころに親から「お前は出来ない子ね」と
言われ続けると、「自分はできない子なんだ」と
思い込んでしまい、本当に出来ない子に
なってしまうというのです。
「自分はどうせ◯◯だから」は厳禁!!!!
「どうせダメ」、「どうせ無駄」、「どうせ無理」
「どうせ俺には、私には・・・」などの
言葉が常に出ているような人達に囲まれていると、
自分もその人たちから、そのように見られてしまい、
自分も自然にそう思い込んでしまって、やる気も奪われ
成果も上がらなくなり、気が付けば自分もそうした
ネガティブな言葉ばかり発するようになってしまいます。
自分に対して繰り返しつぶやき続ける言葉でも、
同じように作用します。簡単に自分を「バカ」とか
「ダメ」とか決めてしまうのは、実は本当に
恐ろしいことなのです!
「おたくの奥さんは料理がお上手ですね」と言われて、
旦那さんは、「そうなんですよ。とても上手で、
プロの料理人のようです」とは言いません。
「お子さんはよく勉強ができますね」と言われても、
お母さんは、「ありがとうございます。本当に良い子です」
とは言いません。
一般的には謙遜して、「いいえ、まだまだ下手です」とか
「もう少し勉強してくれるといいんですが、、、」とか
否定的なことを言います。
それは、日本には「謙譲の美徳」と
いうものがあるからです。
しかし、謙遜と貶めるのは
全く違います。
会話の中で、
「自分なんてバカなんで^^;」
という言葉をよく使っていませんか?
冗談や謙遜のつもりでも、過剰に自分を
貶めるような言葉を絶対に使ってはいけません。
それには理由があります。
自己成就予言という現象
自己成就予言とは、
たとえ根拠のない予言(=噂や思い込み)であっても、
人々がその予言を信じて行動することによって、
結果として予言通りの現実がつくられるという現象のこと。
それがどんな言葉であれ、
あなたが口から発した言葉が
恐ろしいことにいずれその通りになるのです。
「金がない~、金がない~」と、
そんなことばかり口にしていたら、
本当にお金が右から左へ流れて
行ってなくなったということが、
実際に起こっているのです。
なぜ、このようなことが起こるかというと、
脳はいつも自分の言うことを聞いています。
何回も繰り返し言う言葉は重要なんだと認識し
いずれその言葉が潜在意識に入ります。
潜在意識に入った言葉は、どんな言葉でも
言った言葉に対して、つじつまを合わせようと
するので、このようなことが起こるのだそうです。
では逆に、常に前向きな言葉を
発していると、どうなるでしょう?
あなたが夢や目標を周りに言い続けていると、
10人に1人くらいはあなたの話に耳を傾け、
応援してくれるようになります。
そうすると、その応援してくれる人が、
あなたと同じような目標を持つ人を
紹介してくれたり、支援してくれたりします。
たとえ嘘でもいい!プラスの言葉を口にしよう
自分は素直だから、真面目だから
思ってもないことは言えない
という人がいます。
ここで大事なのは、
「嘘でもいいから、まずは
プラスの言葉を口に出して言うこと」
なのです。
たとえ気持ちが伴っていなくても、
プラスの言葉を繰り返し言うことで、
気持ちや状況が、後から付いてくるのです。
マイナスの言葉を発したから、
マイナスの状況がやってきた。
プラスの言葉を発したから、
プラスの状況がやってくるのだったら、
プラスの言葉を言わないほうが
愚かではありませんか?
言霊の力を十分に理解している人たちにとって、
「マイナスの言葉を言ってはいけない」
ということは常識です。
「こうなったらどうしよう・・・。」
日本人は、やたらと不安を口にします。
口にしたことが現実化するとしたら、
今日からあなたは、何を口にしますか?
・
・
・
・
・
と、まあ心理学的な話も交えて
話したわけですが、なんだか難しいなぁと
思ったかもしれません。
このことを私たちに分かりやすく
教えてくださっているのは、
斎藤一人さんです。
ひとりさんは、
プラスの言葉を「天国言葉」
(ここでいう、「ピグマリオン効果」ですね)
マイナスの言葉を「地獄言葉」
(ここでいう「ゴーレム効果」です)
と表現しています。
斎藤一人さんは、難しいことは一切やらずに
天国言葉だけで、なんと年収30億を稼いでいます。
もし斎藤一人さんの話を聞いたことがない方は
一度聞いてみることをオススメします。
きっと日常の盲点に気が付き、
深い学びを得られると思いますよー。
以下に、斎藤一人さんの音声を
まとめたYouTubeチャンネルをご紹介しますね。
時間がない方は、こちらをどうぞ。
口にした言葉は現実になる科学的根拠 まとめ
- 口にした言葉は現実になる
- 思い込みを「ラベリング」という
- 良いラベリングによって良い結果をもたらす現象を「ピグマリオン効果」という
- 悪いラベリングによって悪い結果をもたらす現象を「ゴーレム効果」という
- 良い言葉でも悪い言葉でも、繰り返すと実現する=自己成就予言
- だから、たとえ嘘でもいいから、毎日プラスの言葉を口にし続けよう
- 人にお願いをするときは、プラスの自己成就予言を使おう
- これを分かりやすく教えてくれているのが、斎藤一人さん
- 斎藤一人さんの音声をまとめたYouTubeチャンネルがオススメです
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