人間なら誰しもある感情「怒り」。
怒りの感情は、自分も相手にも破壊を生みます。
出来るなら避けたいものですよね。
ここでは精神科医もオススメする30秒で自分の怒りを
鎮めるのに非常に効果的な7つの方法がありますのでご紹介します。
怒りを鎮める方法1.「この人はなぜ?」と考えてみる
殆どの場合、自分の勝手な思い込みが
怒りやイライラの原因となります。
この人はなぜ?こう言ったのか?と
相手の立場になって今一度考えてみましょう。
この時、自分の怒りの原因を把握することが大事です。
たとえ相手が悪かったとしても対応策が見つかります。
怒りを鎮める方法2.「自分はなぜ腹が立つのか?」と問いかける
自分はなぜ?腹が立つのか、イライラするのかを
静かな場所で冷静になって自分自身に問いかけてみましょう。
殆どの場合、大した問題ではないことに気が付くでしょう。
怒りを鎮める方法3.ひとりになって深呼吸する
一人になり頭を冷やしましょう。
怒りの感情があるときは、頭に血が上っている、呼吸が浅い、
余裕がない、疲れているのが多くの原因です。
そんな時は、ひとりきりになれる場所で静かに座り、
目を瞑って深く深呼吸をする(瞑想)のが効果的です。
目を瞑り、その場面を客観的に振り返ってみるのです。
深呼吸をしながら、同時に怒りの
感情を持つことは出来ません。
緊急的に解決したい場合に使える、怒りの解決法です。
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怒りを鎮める方法4.悪口を笑い話にしてしまう
怒りを愚痴にせず、笑い話に変えて
人に話してしまうというテクニックです。
(これはやや上級者テクニックです)
笑い話ならば、人にも嫌がられない、
自分もすっきりするので一石二鳥です。
しかし前もって
「怒りの原因を把握しておくこと」が大事です。
怒りを抱えたまま話すと、単なる愚痴に
なってしまうので注意が必要です。
怒りを鎮める方法5.どんなに仲がよくても考えは違うと割り切る
人が怒りを覚えてしまうのは、自分が尊重
されなかったり、ないがしろにされたときです。
仲が良いと思っていた人も、今までは、たまたま話が合って
共鳴していただけなのかもしれないのです。
人は考えが違う部分があって当たり前です。
なので、そうであるべきと自分で勝手に
決め付けないことが大切です。
親子、兄弟、夫婦、カップル、親友と、
どんなに親しい間であっても結局は他人なので、
考えは違って当たり前なのです。
違う意見だとしても、尊重してあげましょうね。
怒りを鎮める方法6.自分の怒りを文章にしてみる
自分の今の気持ちを紙に文章化してみると
客観視され、不思議と気持ちが落ち着きます。
この時、フッと怒りの感情が溶けていくような
不思議な感覚になります。
問題が大したことないことに気付くのです。
最も手軽で深い怒りの解決法です。
怒りを鎮める方法7.自分を俯瞰して見る
目線で物事を見ず、胸で物事を見る方法です。
怒りの感情が込み上げてきたら、
視線を胸まで下ろし、胸からまっすぐな線が
出ていると想像し、それを目線とします。
そうすると、不思議と怒りの感情が抑えられます。
目線が頭に近いほど「頭に血がのぼる」という言葉通り、
怒りが湧きやすくなるのかもしれません。
緊急的な怒りの回避策として
知っておくと役立つ方法です。
まとめ
- 自分の怒りは周りが見えず、視野が狭い時に起こる
- 冷静になり、自分の怒りの原因は何かを把握することが大事
- 怒りは自らを滅ぼし、相手のと関係性も破壊する最も価値のない行為
- 激しい怒りをこらえ溜めたままでいると、様々な病気や症状を引き起こす原因にもなるという
- ものもらい、耳痛、肝臓へのダメージ、肛門からの出血、発熱、感染症、多毛症、髄膜炎、乳様突起炎、顎の障害、静脈炎、肥満、吹き出物、痛風、刃物による自傷、捻挫、やけど、ベル麻痺 etc
- 人は深呼吸をしながら同時に怒ることは出来ない
- 深い自己解決に導くのにオススメなのが、自分は何に怒っているかを明確化する「怒りの文章化」
- 人は結局、一人では生きていけないことを知ろう
- 今後良好な人間関係にするためにも、時には思いっきり言い合いをしてみるのもよいかもしれない
- 腹の底がスッキリするばかりか、より互いの関係性が深まる、いい機会になる
- 自分が悪いと分かったら、強がらず素直に謝ろう
- 結局、人は素直な方が好かれる
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【怒るのなんてバカらしい】怒りが鎮まる7つの方法MindMap