あなたは、勉強や仕事を頑張った先に
「幸せ」があると思いますか?
ハーバード大学の人気NO.1講師で
心理学者のショーン・エイカー博士によると
その答えは「ノー」だそうです。
しかし、ほとんどの人は幸せになりたいと
必死になって勉強し働いている。
この矛盾をどうすべきか・・・。
その答えが、これです。
成功が「幸せ」をつくることは不可能で、
むしろ「幸せ」が生産性や能力を向上し成功に導くのだ
えっ?と思った方もいるかもしれません。
成功が先ではない、
幸せになることのほうが先だったのです。
つまり私たちは、全く逆をやっていた。
だから、いつまで経っても
いくら頑張っても幸せじゃなったのです。
ここからは、あの世界的に有名な
国際カンファレンスTEDでの
ショーン・エイカー氏の講演
「幸福と成功の意外な関係」の内容を簡単にまとめました。
脳の考え方次第で、世界が変わる
世界を見るレンズ(脳)を変えることができれば、
当然世界が変わってくる。だから、考え方が
ポジティブになれば、世界はポジティブに変わる。
現実の世界は、脳によって作り上げられているのです。
あなたの脳はポジティブに考える習慣を持っていますか?
それともネガティブに考える習慣を持っていますか?
もし、いつもネガティブに考える癖があるのなら
あなたがいる現実はネガティブなものになります。
この世界は脳が作っているのです。
ネガティブ方向ではなく、ポジティブ方向に
思考のフォーカスを変えるということです。
脳は非常に柔軟性があります。
どんなことにも「二面性」があるように、
見るならポジティブに集中することを薦めています。
成功しても幸せにはなれない。しかし、幸せだと成功しやすい
私たちは「幸せになるためには、成功すべきだ」
と教えられ育ってきました。しかし、脳はその逆の働き方を
するものなのです。
成功しても幸せになんてなれないんです。
でも、幸せな気分だと成功しやすいのです。
幸せな気分とはつまりポジティブに考えること。
幸せが成功の向こう側にあるのだとしたら、
あなたの脳が幸せに永遠に辿り着けることはないんです。
成功がゴールだと、次から次へ課題が山積みになり
幸せとは程遠い状態になってしまいます。
いい成績を取ることが目標になってしまうと
さらにもっといい成績を取らなければならなくなるし、
仕事で昇進することが目標だと、さらに昇進をしなければ
ならなくなる。やればやるほど、自分を苦しめる
結果となってしまいます。
現状をポジティブに捉え、
今、幸せを、満足だと感じること。
ポジティブな状態の脳は、ネガティブな状態の
脳よりも大幅に良いパフォーマンスを出すことが、
研究結果でも分かっているからです。
毎日2分、21日間感謝すれば、あなたの世界は変わる
「毎日、感謝していることを3つ書く」たったそれだけ。
それを21日間(3週間)継続するのです。
21日後には、あなたの周囲への見方が
「感謝すること」に変わるため、
今まで当たり前と考えていたことが
全く当たり前でないことに気づき、
この恵まれた環境で生かされていることは
感謝しかないという考え方が
身に付いているはずです。
感謝ノートを付けるのです。
ある種の脳トレです。
私たちは、今存在するモノ、人、
状態を当たり前であると考えており、
普段全く感謝をするという習慣をしていません。
筋肉も鍛えなければ大きく育たないように、
感謝の脳も鍛えなければ育ちません。
あなたの感謝脳はまだ眠っている状態です。
今すぐにでも感謝脳を目覚めさせ、育てましょう。
そしてぜひ、21日間、感謝を習慣化してみてください。
毎日2分間、たった3つでいいのです。
21日後、見える世界が変わることに驚くでしょう。
私はこの感謝のワークを実践してみて
今までの自分勝手で愚かで傲慢な考え方
を心の底から反省し、本当に涙が溢れました。
ハーバード人気NO.1講師ということも納得のショーン・エイカー氏の講演
公演を見ると分かると思いますが、
ショーン・エイカー氏、完全に制限が外れています。
これが感謝の習慣の効果かもしれません。
また、難しい内容でもユーモアを交えて話す
プレゼン方法は非常に勉強になります(・∀・)!
またショーン・エイカー氏は公演の中で
日常から瞑想することを奨励しており、
瞑想は複数のタスクを同時にしようとして陥る
文化的なADHDを克服して手元にある1つの
タスクに集中できるようにします
とも話しています。
こちらも参考に
心を深くまで追求していくと、どんな心理学も、
引き寄せの法則も、心の法則も、天国言葉も、宗教でさえも、
結局は、
「現状に感謝し、今が幸せであることに気付きなさい」
ということに行き着きます。
これほどまでに共通するのですから、
きっとこれが真理だということなのでしょう。