今回のテーマは、
『「他人からの評価」なんて気にすることないよ−。
「他人からの評価」が気になってしょうがない
人がすべき3つのこと』
です。
いつも「他人からの評価」が気になってませんか?
あの人から、ああ言われた、
こう言われた・・。
自分って、もしかして
使えない人間なのかも・・・。
などと、いちいち考えたりしていませんか。
「他人からの評価」が気になってしょうがないのは『承認欲求』のせい
人間は他者を認識する能力を身につけ、
社会生活を営んでいくうちに、
「誰かから認められたい」という感情を
抱くようになる場合が多い。
この感情の総称を「承認欲求」という。
有名な、マズローの5段階欲求では、
第4番目の欲求にあたります。
4.承認欲求 ← これ
3.社会的欲求
2.安全欲求
1.生理的欲求
現代は、1から3の欲求は
全て満たされていますから、
多くの人は承認欲求を
強く求めるのだそうです。
この承認欲求は、人間として誰もが持っている
感情なので、「人に認められたい」と思う
ことは、何ら恥ずかしいことではありません。
最近では、FacebookやTwitterに代表とされる
SNS(ソーシャルネットワークサービス)を
スマホの普及などで、みなさん当たり前に
使うようになりました。
しかし、Facebookユーザーの中には
過剰に「いいね」を求めてくる人もいます。
ツイッターを使い、お馬鹿なことをして
注目を集めようし、実際に逮捕者も出るなど
「バカッター」とも呼ばれ、社会問題にもなりました。
それら全てが、承認欲求が満たされない
ことから起こる、過剰な行動だというのです。
承認欲求が強い人の7つの特徴
2.目立ちたがり
3.承認されることでストレス解消
4.相手の話を聞かない&同意ばかり求める
5.求めていないのに自分語りをはじめる
6.すぐに人のせいにする
7.頑張り屋
承認欲求が強い人は、基本的に、
「ただ承認されたい」だけなので、
少々面倒なところはありますが
別に悪い人ではありません。
過剰な承認欲求の原因
それは、自信のなさが原因です。
自己による自己の承認が足りない、
頼りないので、自分より優れていると
思われる他者の承認が欲しくなるのです。
自信とは、
「自分の肯定的な判断に確信が持てること」
です。
それでは、なぜ自信がないのでしょうか?
詳しくは、こちらの前記事のこちらを参考にして下さい。
遡ると、幼少期に、
「それでいいんだよ」
「素晴らしいよ」
「凄いね〜、天才だね〜」
「それで十分だよ」
と、言われなくて、
テストの成績や結果だけを評価する
育て方をしまった結果が、
過剰な承認欲求の原因なのかもしれません。
ということは、数字だけで優劣を評価する
「現在の日本の教育システムの在り方に問題がある」
ということかもしれません。
「他人からの評価」を気にし過ぎてしてしまうことの3つの問題点
1. 「他人からの評価」で自分の自己像を作り上げてしまう
他人の評価が全てだと思っていたり、
絶対だと決めつけてしまうと、
自分を見失ってしまうので危険です。
そのような方は、
評価が高いと、自意識過剰になり
評価が低いと、絶望を感じるなど
非常に感情の落差が激しいのです。
例えば、就職活動中、受けても受けても
落とされてしまうと、自分を人として
全否定されるような気持ちになってしまいます。
そのような他人からの低い評価こそが
自分の「正当な評価」だと思ってしまい、
酷いマイナス思考に陥ってしまいます。
他者の評価が良いと、自信過剰になって
しまったり、他人の評価だけを気にしてしまい、
自分の意志がなくなってしまいます。
自分自身が良い評価をしていないのに、
他人から高く評価されると、非常に
落ち込みます。
2. 「他人からの評価」に依存してしまい、行動が制限されてしまう
「他人からいい人と思われたい」
「他人から嫌われたくない」
「他人からすごいと思われたい」
というように、
「常に他者の視点にコントロールされた行動」
を取るようになります。
これは、他人からの評価が基準なため
自分本来の姿ではなく、他人に合わせた
行動になります。
その結果、人の好みに合わせた
「限定された行動」しか
できなくなってしまいます。
3. 結果として「他人からの評価」に振り回されてしまう
このような方は、無理をしてでも相手の
スケジュールに合わせたり、相手の希望を
優先さたりと、相手に合わせ、自分よりも
相手を優先させる傾向が強くなります。
自分自身が心からやりたいことではなく、
「他人からよい評価」をしてもらえることが
前提な行動なので、いつしか苦しくなってきます。
なぜ、そうなってしまうのでしょうか?
「自分がこうありたい」という明確な
理想、目標がないから、他人に振り回され続けるのです。
「他人からの評価」を気にしすぎてしまう人がするべき3つのこと
1. みんなから好かれようとは思わない
他人からの評価を気にしてしまう人は、
全ての人に好かれようとしている傾向が
多いそうです。
すべての人に気に入られるというのは
はっきり言って不可能なのです。
ファッションで例えるなら、
ユニクロが好きという人がいれば
H&Mが好きという人がいて当然ですよね。
好むポイントは、
色なのかもしれない。
素材なのかもしれない。
デザインなのかもしれない。
機能性なのかもしれない。
価格なのかもしれない。
みんな同じというのはあり得ないですし、
人の好みは違って当然なのです。
2. 「自分で自分自身を評価する」習慣をつける
大事なことは、まず
「自分で自分を評価する」ということです。
「私はとても優秀な◯◯だ」
「私はとても素晴らしい◯◯だ」
「私はとても機転が利く◯◯だ」
作り方は、
「私はとても + 理想的な状態 + 具体的な名称」
という感じに、
自分自身に良い評価する、
自分自身に優しい言葉を掛ける、
などの、元気が出るアファーメーションを
朝晩毎日するのも非常に効果的です。
ある方の名言をご紹介します。
「大事なのは自分の評価だけです。
他人の評価を得るために生きていれば、
死ぬ直前にすべてが妄想に過ぎなかったことに
気付くでしょう。」
この言葉は、
ホワイ!?ジャパニーズ ピーポー!!
でお馴染みの、ある人気お笑い芸人さんの言葉です。
人気のある芸人さん、一流芸能人さんを
見ても分かりますが、みなさん、自分の
大好きなこと、思ったこと、やりたいことを、
ただ自分らしく表現していませんか。
売れる売れない(評価される、されない)
は、単なる結果に過ぎないです。
売れるためにやったから、
売れたのではないのです。
自分の好きなことをやり、
それが評価されて
売れただけなのです。
他人の評価ばかり気にしていたら、
苦しくなるばかりで続かないですよー。
3. 「自分自身の能力を高める」ことにフォーカスする
他人の評価を意識せず、自分の特性を知り、
自分の能力をどのように伸ばすかを考えましょう。
他者から評価されなかったとしても、
ただひたすら、「自分の能力を高めること」に
歓びを見いだすことができる人が、
結局は一流になるのです。
大事なのは、それをやっていて楽しいこと、
喜びを感じること、それが誰かの喜びになり
感動を与えられることだったら
もっと素晴らしいです。
今日からは、
たとえ他人から評価されなくても
落ち込むのをやめましょう。
ただ、その人にはこのタイミングで
評価されなかっただけなのかもしれません。
そして、評価されたとしても、
有頂天になって喜ぶのをやめましょう。
今回、たまたま評価されただけ
かもしれません。
「他人からの評価は受け止めちゃいけない。
受け流すものです」
「他人からの評価」が気になってしょうがない人がすべき3つのことまとめ
- 「他人からの評価」が気になる、その正体は『承認欲求』
- 人間は誰もが「人に認められたい」という欲求を持っている
- 承認欲求が満たされすぎないと、迷惑行動や問題が起こることがある
- 承認欲求が強い人は、「ただ承認されたい」だけなので悪い人ではない
- 過剰な承認欲求の原因は「自信のなさ」から
- その根本原因は、テストや通信簿の成績で評価する幼少期の育て方にあるのかも
- 現在の日本人に自信がない人が多いのは「現在の教育システムの在り方」が問題なのかもしれません
- 「他人からの評価」ばかりを気にすると他人に振り回され、自分が自分じゃなくなる
- 他人からの評価を気にしないためには、「自分がこうありたい」という明確な目標を持つ!
- みんなから好かれようとは思わない
- 「自分で自分自身を評価する」習慣をつける
- 元気が出るアファーメーションを、朝晩毎日するのが非常に効果的
- 「自分自身の能力を高める」ことにフォーカスする
- 他人からの評価は真正面から受け止めちゃいけない、受け流すもの
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